最前線の「がんと漢方」その費用と効果

漢方 治療

がんの最新治療は日々進化しています

直接的な治療もそうですが、簡単にがん予防ができるような事柄まで、毎日新しい発見がたくさんあります

今回はその中で、最新の漢方の記事を紹介します
 
 

漢方薬、がん治療に活用

クコの実

 
 

こちらの記事は、劇的に漢方ががんに効いている・・・という記事ではありません。

直接的にがんに効果があるというよりは、漢方らしく間接的な側面からの治療ですが、それなりの効果が見込まれている、ということが書かれています。

ニュースの中で効果が得られている内容は下記のとおり。
 

患者に下半身の冷えに効果がある「牛車腎気丸」など4種類の漢方薬を処方した。副作用は徐々に和らぎ、抗がん剤治療を続けられるようになった。

体力や気力を高める効果もある牛車腎気丸を処方したところ、握力は10キロ以上、歩ける距離は2~3キロに回復した

 

あくまで自分の印象ですが、漢方と聞くと、副作用は少ないが、効きは緩やかで、速効性は弱い、という印象が強いです。

簡単に言うと、あまり効きにくいのでは・・と考えていました。

この記事でも、速効性のある漢方の紹介とか、劇的に効果があるような漢方の紹介をしているわけではありません。

それでも副作用を減らし、体をラクにする効果が高いため、とても有効な治療のひとつということがわかります

 

この記事で大阪大病院の萩原圭祐・漢方内科診療科長はこう説明しています。

 

「漢方の本質は生体の持つ回復力を引き出すこと」と説明する。患者の状態をよく見極めて処方すれば一つの漢方薬で複数の症状を改善することもあり、「ポリファーマシー(多剤併用)からの脱却につながる」

 

この記事の最後に書いてあるこの文章は、わかりやすくいうと、国が、がんに対する対策を強化したことと、その強化の中の抗がん剤などの副作用を押さえるのに、漢方が有功で、飲む薬の軽減に繋がる(つながる)ということを言っています。

現在、がんになる方は国立がん研究センターのデータから、生涯2人に1人に割合でがんになることが予想されています。

国としても、医療費の削減の効果も狙って、複数の効果が期待できる漢方にちからを入れているのだと思いますが、薬の量が少なくなれば、治療が効率的になり、患者への負担も少なくなるので悪いことではありません。

経済負担という観点からみると、高価なイメージを持っていた漢方ですが、保険の対象になっている薬剤も多いことから、経済的にも安心して使うことも可能です

 

漢方薬の良いところは、健康保険適用なので経済的負担の心配がないことです。一般成人の場合、1日1包服用するなら3割負担で1カ月の薬代は平均1000円、つまり1日当たり約30円です。

出典:一般社団法人あきらめないがん治療ネットワーク

 

今後の漢方の可能性に期待したいです。

 

 
 

コメント

  1. ミル隊員 より:

    妻がスキルス胃癌ステージIV(腹膜播種)のミル隊員と申します。
    漢方薬は、妻も抗がん剤と併用しておりました。(現在は通過障害のため煎じ薬などを飲みにくくなって中止しております)抗がん剤の様々な副作用の対処や、免疫を上げるのに効果的だった感があります。
    「漢方薬」と聞くと、効きが穏やかなようですが実は効きが強いと聞き及んでおります。統合医療のひとつに有力な療法だと思いますよ。

    • コメントありがとうございます
      漢方薬は最近見直されてきた感じはありますが、地方の病院ではまだまだの印象です
      もっと知識ややり方が広まるといいですよね