癌の緩和ケアは「末期ではない」|治すためステージ4からの【緩和ケア】

ガッツポーズの女性 緩和

がんの痛みを和らげる方法|がん相談支援センターを活用する

 
 

がんの治療を始めてもうすぐで1年近く経ちます。

すでにそんなに経つのかと思いましたが、改めて考えると、いまだ五里霧中で、よく考えると、長くも短くも感じていないことに気づきます。

治療の区切りが終っていないせいかもしれませんが、この心情がどの辺りで落ち着くのか、まだ先が遠い事もあり、なんとなく遠くを見てしました。
 
 

最近、最も妻が苦労しているのは、手術や抗がん剤の影響で痛みが強い事です。

一時期よりは痛みが弱くなったようですが、いまだ痛みには敏感になっています。

痛みの役割は、人体の故障している部分を、脳に知らせるための機能が主。

しかし、これが顕著(けんちょ)になると、患者にとっては、苦しみでしかありません。

何事にも消極的になり、まったく楽しくないのです。

イライラして家族にあたったり、痛みで寝る事も出来ず、焦燥してきたりすると、悪い影響しかありません。

がんの治療の一番の障壁は、この痛みで治療を続けることができなくなることが多いです。

治療のキーワードとして、この「痛み」をどう処理するか、これは特に考えないといけない問題だと思います。
 
 

がんの痛みは心と体と

痛みを処理すると言えば、緩和ケアが第一に思い浮かびます。

緩和ケアは、最近でこそ手術前や手術後に積極的に取り入れられるようになりましたが、一昔前は、あまり良いイメージはありませんでした。

しかし最近は積極的に手術後くらいからがんサポートとして動いている病院もあります。

少なくても痛みが引けば、なんでも前向きになります。

そして、やる気がでてきて、抗がん剤も長く受けることができるようになり、最終的には寛解!・・・となればいう事無しです。

物理的な痛みだけでなく、がんにかかっているというだけで、心の負担も大きくなっています。

そこに痛みが追加されると、心の痛みも何倍に膨らみます。
 
 

自分も妻の心境を想像して、そこからケアのイメージを探るときがあります。

瞑想(めいそう)をするように、妻の状況を1つ1つ確認し、自分の体がそうなった場合を考えていきます。

それを行って、ただ想像するだけなのですが、途中で涙が流れてきます。

想像するだけなのに、心の痛みが強くなり、途中で想像をやめてしまいます。

自分はそこまでですが、がんになった者にしか分からない領域がさらに追加されて、妻は自分の想像以上のところで戦っているのです。

そう考えると、痛みだけでも取り除いてあげたいと思うのは自然の流れでしょう。
 
 
最近は緩和ケアだけではなく、薬剤師が積極的に主治医にアドバイスするような病院もでてきました。

薬剤師による緩和

 
 

日米のがん治療の格差|キャンサーナビゲーター

オンラインの読売新聞のサイト「ヨミドクター」に

「日本のがん医療に何が必要なのかを教えてくれた「日米がん格差」
 ( https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170721-OYTET50010/ )
 出典:ヨミドクター

タレント 麻木久仁子さんの記事がありました。

その中で、アメリカと日本の医療の違いがいくつか紹介されています。 
 

アメリカでは
 
 

「相談を受ける」✕

 

という受け身の態勢ではなく、

訓練を受けた「キャンサー・ナビゲーター」という人たちが能動的に患者や家族にアプローチして、
 
 

「支えていく」〇

 
 

という体制を整えようとしているそうです。

経験上、心が折れてしまった人は「助けて」とすら言えません。

誰かに拾ってもらえないと、そのままうずくまり、そのままになってしまいます。

アメリカのキャンサー・ナビゲーターという人達は、それらを拾っていくことができる体制の一つのようです。
 
 

また、

「米国にくらべると日本の医療の質はバラつきが激しい」

ということも書いてありました。

確かに、病院によって、とても親切なところもあれば、いつもせかせかしていて、患者に寄り添ってくれない病院もあります。

アメリカに比べると、この差が大きいということは、システムの構築が熟成されていないということで、まだ発展途上というところでしょうか。

緩和ケアについても、先取りを進めているところは、多くありますが、まだまだ、積極的に緩和ケアを勧めるようなところは少ないと思います。
 
 

日本の治療はこちらから能動的に動かないと新しい治療などが受けられない場合があります。

参考記事

そのため自分は、なるべくがんに対する勉強を欠かさないようにして、小さなチャンスも逃さないように微力を尽くしている所です。 
 

最近は厚生労働省のがん相談支援センター(各都道府県のがん診療連携拠点病院にあります)で緩和ケアや、最新の治療の相談もできることになっています。

がん相談支援センターを探す

しかしまだ始まったばかりなので、上手く回っていないように見えます。

それでも前に進んでいることはよくわかるので、良い方向にケアの部分も進んでもらうといいですね。
 
 

まとめ

まだ緩和ケアは受けていません。

なかなか次々と新しい問題が発生したり、担当の先生から、

「痛みを引かせるのはこれしかありません。」

と言われたりするので、緩和ケアの外来に行く事に二の足を踏んでしました。

ですが、この記事を書いていると、やはり緩和ケアを早めに行くべきだと思うようになりました。
 
 

現在、痛みは少し和らいできているようですので、次に激しく痛み出したら、主治医に相談してみます。

まだまだ先は長く険しいですが、なかなか見えづらい「がん完治」の着地点を、目を凝らして見失わないようにしていきたいと思います。
 
 

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