【がん治療】5年生存率が向上する方法|市販のDHA・EPAで効果あり|筋肉も増加

DHA-EPA-capsule サプリメント

市販の魚油に含まれる成分で抗がん剤を長く続けられる

 
 

2017年7月後半のニュースですが、

当院は、その解決策として2011年(平成23年)4月、院内に「がんサポート・免疫栄養療法センター」を開設し、これまで約5、000件のがん栄養支持療法(※3)を行ってきました。今回発表した論文は、その6年間の成果をまとめたものです。
 具体的には、がん患者さん、特に高齢の患者さんに対する支持療法として、定期的な栄養評価と栄養指導、魚油成分(※4)を付加した市販の栄養剤投与など、個々の患者さんの状態に合わせた栄養療法を綿密な計画をもとに施行してきました。その結果、「がん悪液質」という、抗がん剤が効きにくく、さらに副作用が強く出現する、極めて重篤な患者さんの不良な栄養状態を改善し、QOLの向上とともに、抗がん剤治療の継続を延長させることができました。
 そしてさらには、生存率が極めて低い「がん悪液質」患者の生存率を有意に向上させることに成功しました。

出典:伊賀市立 上野総合市民病院

 
 

「EPA」(エイコサペンタエン酸)

「DHA」(ドコサヘキサエン酸)
 
 

が入った市販の栄養剤を一定期間摂取、すると5年生存率が向上したと発表がありました。

これはとても画期的なニュースです。

今までも、ありふれた食材を元に、それらのエキスを直接「がん」にかけると、「がん」が小さくなったという報告はよく聞きます。
(最近ではタマネギのエキスがよい、という記事がありました。

しかし、直接かける場合と、口から入れる場合との違いがあり、その効果が疑問視されています。

内容は身近で大変いいのですが、研究成果としてはもう少し突っ込んだ内容であれば・・・と思う報告もあります。

今回の報告がすばらしいのは、

「市販の栄養剤を口から入れることで効果があった」

という簡単に自分達でもできる方法、ということが、とても勇気づけられる内容であることです。
 
 

魚油って何でしょう?

魚油とは一般的に言うと、
 
 
「イワシやサバ、スケソウダラなどを煮詰めて、その煮汁の中から、油を分離したもの。」です。
 
 

そして、その魚油の中には、さきほど説明した、「EPA」や「DHA」が多く含まれていて、血中コレステロールを抑える役割や、発がん予防、老化防止の報告がされていることはわかっていました。

しかし、今回は「がん」発症からの生存率の向上という「予防」ではなく、「治療」の可能性が証明されたということは、大変心強い論文です。

「EPA」?「 DHA」?

脂肪酸について

 
 
エイコサペンタエン酸(EPA)

これはあまり自分が聞かない栄養素でした。

サプリメントを詳しく調べている人には、当たり前の栄養素かもしれません。

海の生物には多く含まれていて、魚では、青みの魚(イワシ、サバ、マグロ、サンマ)などに多く含まれています。

血管中の血栓ができにくくなり、医薬品として認可されています。

あまり摂取すると、血液がサラサラになりすぎて、出血しやすくなると言われていますが、人間の体では作ることができない脂肪酸であるため、人類には大変必要な栄養素の一つです。
 
 

ドコサヘキサエン酸(DHA)

これは有名な栄養素で、自分も知っています。

エイコサペンタエン酸と同じく、魚に多く含まれている人間の体では作れない必須脂肪酸。

人間の体では、脳や神経、網膜(目の光を感じる神経群)や心臓、母乳などに多く存在していて、一説には、これを多く摂取すると、頭がよくなるともいわれています。

また、エイコサペンタエン酸とは違い、医薬品として利用はされていませんが、健康食品やサプリメントでは特に有名です。
 
 

臨床試験の内容

今回の報告の期間が3年間で、対象者は
 
 

・全て外来患者
・30歳から85歳(平均67歳)
 
 

調査の分け方は、
 
 

・抗がん剤治療だけの91人
・抗がん剤などの化学治療と栄養療法を最低6か月以上併用した37人
・合計128人中、6割はがんが最も進行したステージ4
 
 

ということで、ステージ4の方も多く含まれていたようです。

そして、この研究では、市販の栄養剤を摂取していた患者の方が、
 
 

・体内の炎症反応が抑えられる
・筋肉も増加(!)
・そして、5年生存率が向上

 
 

という成果が見られたようです。
 
 

今後の期待

「がん」は炎症反応が長く続くことで、患者に食欲不振や筋肉量減少が起きてきます。

痛くて、食べることも嫌になり、動くたびに体が痛くなるので、イライラしてしまいます。

そして、最後には何もやる気が起きなくなってしまいます。

こうなると、抗がん剤の副作用も相まって、栄養が摂取できずにだんだんと衰弱してしまい、治療を断念というパターンにおちいります。

「がん」のステージが高い方はこのようなスパイラルに入ってしまうことが多く、なかなか対策が難しい状況でした。

今回の研究報告は、このような患者にも「希望の光」を与える、かなり前向きな研究報告だったと思います。

昨今、抗がん剤の研究や試験は特に多く、大企業などがこぞって臨床試験等を進めていることを聞きます。

その中で、なかなかその抗がん剤治療を続けていくことが難しくなった患者の対応に関することまでは、触れられることは多くありません。

今後はこのような研究・・・網から漏れる人を一人でも多く救えるような、そんな研究が今後進んでくれることを期待したいです。
 
 

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参考文献:伊賀市立 上野総合市民病院
http://www.cgh-iga.jp/?p=7952

参考文献:一般財団法人 日本水産油脂協会
http://www.suisan.or.jp/html/kisochishiki.html

参考文献:富士フィルム ヘルスケア未来研究所
http://info.fujifilm.co.jp/healthcare/dha/1-1.html
 
 

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