ダンピング対処法|胃がん摘出後の副作用が出先ででた場合に

痛み リハビリ

胃がないことを忘れるとダンピングは突然にやってくる

 
 

皆様お元気でいらっしゃいますか?

たきじの妻です。

なんとか白血球ギリギリセーフで術後2回目(1クールの2回目)の投与ができました。

前夜に眠れなかったこともあり、投与中の眠気で瞼が重く体も動かない(=_=)

昼食用に持参したバナナもパンも食べられずに過ごしました。

投与後、会計を済ませて薬局へ。

主人が薬を受け取りに行っている間に、「バナナ」と「米粉パン」を車中で頬張りました。

朝食後から口にしたのは、お茶だけ。何も食べずに15時過ぎまで空腹でした。

案の定、食道につかえて
 
 

「アイタタターッ」(涙)

 
 
急いで食べると、必ず食道と小腸の接合部分に食べ物がつかえるのです。

流れて行かないと痛くて苦しくて(>_<)! どうにもならず吐いてしまうこともあります。 苦労しながらも食べきった直後に冷や汗がドドーっと吹き出してきました(*ToT) 体中が熱くなり、ウィッグと頭の間から汗がタラタラと流れ落ちてきます。    


これはマズイ。

 
 
こんなに直球なダンピングは最近なかったので…

 
 

上着を脱いで、

ズボンを緩め、

ウィッグを外してハンカチを巻き、

窓を開けて、

座席を倒して、

ひたすら深呼吸。

出先で、しかも車中というシチュエーションに焦ってしまいましたが、いつもの対処法しかないので、波が過ぎ去るのをじっと待ちます。

ダンピングの波は、30分くらいで引いて行きました。

出先で、しかも空腹時に一気に糖質を摂取してはダメだと反省。

診察時は、どうしても食べるタイミングを逸してしまいます。

手軽につまめる物を準備して時間にとらわれず、ちょこちょこ食べれば腸もビックリしないかも…

と思い早速実践。
 
 

ダンピング対処法|食べ物編

以下は、外来診察時に実際に役立った食べ物です。

なお、抗がん剤治療で匂いや音に敏感な患者さんも多いですから、診察待ちのロビー・廊下・化学療法区画では、匂いが少ない物・音がしない物を食べるのがマナーかと思います。
 
 

  • キャンディチーズ
  • たまごボーロ
  • ウィダーインゼリー
  • バナナ
  • おまんじゅう(こしあんが安心)
  • チーズカマボコ(よく噛んで)
  • バタークッキー

いずれもどのコンビニでも買えて、手も汚れず便利でした。

参考になれば幸いです。
 
 

胃袋が無いという自覚を忘れてはいけない

投与前日の夜は、久方ぶりに大腸(左背中側)の激痛に七転八倒しました。

寝室から主人に電話して薬袋を運んでもらい急いでブスコパンを内服。

しばらくウトウト。

夜中の0時過ぎにまた痛みで目が醒めてブスコパンを再度内服。
 
 

おかしいな…
痛みが収まらない。

 
 
2時まで我慢して、最後は鎮痛薬ロキソプロフェンを内服。

祈るように枕に突っ伏してうずくまっていると、いつの間に寝ていました。

朝は、鎮痛薬のお陰なのかどこにも痛みがなく驚く程に体が軽い(‘_’?)

起きた瞬間にどこも痛くないなんて、術後初めての経験です。

嬉しいことなんですけど、ちょっと不気味。

 
 

早朝から受付を済ませ、採血・採尿・診察。

ドクターから
 
 
『今日は投与できますよ。ちょっとギリギリですけど、好中球が1000を超えていたので。体調はどうですか?』
 
 
前日の痛みの一連を伝えましたが、なにぶん体の痛みがなく調子が良いので投与することに決定。

腹水の病理検査結果は、まだ出ていませんでした。

この日も腹部ポートから腹水(500cc)を抜きました。

その処置の間にドクターと今後の治療方針の会話ができて、私も主人も大満足。

そして無事に抗がん剤投与終了。

なんだか嬉しくて、調子に乗ってしまったんでしょうねー。調子に乗って、自分には胃が無いことを忘れてしまって。
 
 

そして一気に食べてダンピングの嵐。

 
 
臓器を切除された患者の皆様には、きっとご理解いただけると思うのですが、平和な日常に身を置いていると、自分にその臓器が無いことを忘れてしまうのです。

良いのか悪いのか「忘れる」という、いとも露(あらわ)な人間らしい問題ですね。

 
 

終わりに愛しいものを。

息子からズボンのポケット一杯のお土産です。

秋ですね。

ドングリ

 
 

~一句~

まだ青い
  木の実が被る
     帽子に笑う
 
 

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