癌に悪い食事・癌に良い食事|国立がん研究センターより

欧米食 食事

国立がん研究センターの報告より「欧米型」の食事も「がん」リスク軽減には有効

 
 

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という意外な表題の記事を発見しました。

妻のがん治療をしている中で、食事には細かい注意を払ってきたつもりでした。

いろいろな本やオンラインの情報を自分なりに分析して、ある程度信頼できる食事の内容を検討してきて、それなりに満足するような食材を見つけてきました。

そして、それらを突きつめると、昔の日本食に行きつくことが多かったので、自然と欧米型の食事よりも、日本古来の日本食が「がん」を患っている妻にとっては、体にいいのではないかと、考えるようになっていました。

そのように、いろいろな条件などを積み重ねてきて、ある程度自信をもって、それらの考えが、この表題から、根本から覆されるような衝撃を受けました。
 
 

国立がん研究センター研究の結果は?

まずその記事の結果からいいます。
 

1 健康型と欧米型の食事の点数が高いと、死亡リスクが低くなった。

2 欧米型の食事の点数が高いと「がん」のリスクが減るデータがでた

3 伝統型の食事は、死亡リスクとの関連性は分からなかった

 

と3つのことがわかりました。

日本古来の食事と思われる、「伝統型」という食事の仕方では、死亡リスクに関係しないようです。

細かく見てみる事にします。
 
 

国立がん絵研究センターのデータを拝見

このニュースは、国立がん研究センターのデータを元にしているようです。
 

「食事パターンと死亡リスクとの関連について」
 

という内容でがん研究センターが2017年5月24日に発表をしています。

まずその研究についてですが、まず大きく3つのパターンに統計のまとめを作っています。
 
 

食材で3つのパターンに分ける

摂取する食材から3つのパターンに分けています。
 

「健康型」
野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶などが関連した食事スタイルを「健康型」としてまとめる。

「欧米型」
肉類・加工肉、パン、果物ジュース、コーヒー、ソフトドリンク、マヨネーズ、乳製品などが関連した「欧米型」としてまとめる。

「伝統型」
ご飯、みそ汁、漬け物、魚介類、果物などが関連した「伝統型」としてまとめる。

 

に分けました。
 
 

パターンに点数を付ける

そして、そのパターンごとに点数をつけます。
 

1 Q1(点数が高い その食材を多く使っている)
2 Q2
3 Q3
4 Q4(点数が悪い その食材をあまり使っていない)

 

の4つに分けて、点数が高い方と低い方のリスクを比べてみました。
 
 

死亡者との関連を調べる

最後に、追跡期間中に死亡された方の関連性を調べるため、5つ死亡原因に分けてグラフに分類しています。
 

1 全死亡
2 がん死亡
3 循環器疾患死亡
4 心疾患死亡
5 脳血管疾患死亡

 

の関連ごとにグラフで分けています。

これだけを見ると、「健康型」か「伝統型」のリスク低下が想像できそうです。

とくに、自分達の今までの考え方では、「伝統型」に近い「健康型」食事をしているので、とても興味深く感じました。
 
 

調査結果

 
健康型食事グラフ

欧米型食事グラフ

グラフ参照(国立がん研究センターより)

「健康型」食事と死亡リスクの関連性

健康型食事パターンのスコアが高い群では低い群に比べ、全死亡のリスクは約2割、循環器疾患死亡のリスクは約3割低下していました

これは、納得できる数字です。

それでも、全死亡リスクが2割減というのは驚きです。

しかし、がんに対するリスクは微妙なところで、Q4(点数が一番低い)では、死亡する率が下がっています。

よって、がんに対してのリスク判断は保留になると思います。
 
 

「欧米型」食事と死亡リスクの関連性

欧米型食事パターンにおいて、そのスコアが高いほど全死亡、がん死亡、循環器疾患死亡のリスクが低下する傾向がみられました。

これは、少し微妙な判定になると思いますが、がんに対してのリスク低下はある程度分かるデータになっています。

驚きですね。
 
 

「伝統型」食事と死亡リスクの関連性

伝統型食事パターンと死亡リスクとの関連はみられませんでした。

がん研究センターのデータには、この型のグラフを出していないので、どのような結果になったかは不明です。

ともあれ、死亡と食事に関係がないというのは、実に残念な結果だと思います。
 
 

がん予防気になる食事:コーヒー・ヨーグルト

自分なりに、食事とがんの関係を調べました
 

コーヒー

コーヒーもある程度は「がん」によい関係があるようです

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ヨーグルト(アールワンヨーグルト・ラクトフェリンなど)

また、免疫力をつけるという意味では、ヨーグルトの効果は無視できないようです

免疫力!がんにヨーグルト

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そのほか(ホルモンなど)

↓筋肉からがんを抑制するホルモン

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「マイオカインと癌の関係」|マイオカインの増やし方とその効果
がんのニュースは市場が大きいためか、次々と新しいニュースが出てきています。 最近気になるもので「筋肉ホルモン マイオカイン」について紹介してみたいと思います。

まとめ

今回の結果には驚いている反面、納得しているところもあります。

がん研究センターの報告では、

日本人にとっては肉類の摂取やこの食事パターンに関連した食品(コーヒーや牛乳・乳製品など)の好ましい効果、あるいは塩分摂取が少ないことなどの理由から、全死亡および循環器疾患死亡のリスクの低下に関連していた可能性が考えられます。

と結果をまとめています。

今回の調査は134品目に限定しているので、そのほかに食べたものは関連付けてはいないようです。

そのため100%信頼できるデータかと言われると、そうではない、という回答になってしまいますが、一つの指標としては、十分価値があるデータです。

結果を見ると、最近、コーヒーや、肉類での筋肉増強によるがん予防についての報告、塩分摂取の加減などを考えると、「欧米型」も、食べる量やバランスなどを考えると、自分達の考えてきた食事と大きく相反するものではない・・と思い、少しほっと胸をなでおろしたところです。

今回は、食材別に大きく3つに分けて比べてみましたが、できれば、調査をした人ごとの食材を細分化し、組み替えて、自分の食事に当てはめられるようにデータベース化してもらうと大変ありがたいと思います。

そうすれば、自分の食事のリスクがいったいどのあたりにあるのか、そして、どのように改善していくとリスクの管理ができるようになるのかが分かると思います。

確かに自分の家では伝統型に近い食事を目指していましたが、もっと細かく見ると、健康型の食事や欧米型の食事の一部も取り入れていることが分かります。

その人ごとにカスタマイズができる、とても便利なツールができると思いますが、難しいのでしょうか。

期待したいです。
 
 

参考文献:

国立がん研究センター:2017/5/24 食事パターンと死亡リスクとの関連について-「多目的コホート研究(JPHC研究)」からの成果-

ヘルスケア:「欧米型の食事でも死亡リスクは低下? 食事パターン別の意外な研究結果」
 
 

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